「自译\/官方短篇」After Stories(草薙出云&淡岛世理篇)

此为官方K RETURN OF KING官方小说After Stories的草薙出云&淡岛世理篇,原文我会在译文之后贴出,都会放在这个楼里。依旧是有能力啃生肉的同学可以试着啃啃看w
另外两篇也有翻译,有兴趣的可以移步。
宗像礼司&草薙出云篇http://tieba.baidu.com/p/4643274757?pid=92933358852&cid=0#92933358852
绿组向/御芍神紫&五条须久那&琴坂篇http://tieba.baidu.com/p/4642355052?pid=92895038387&cid=0#92895038387
由于翻译还很不成熟,还请各位多多包涵w
那么,惯例的主角镇楼w


楼主 孤舟铃  发布于 2016-07-12 12:06:00 +0800 CST  
After Stories 草薙出云&淡岛世理篇


著 宮沢龍生

《Scepter4》的副手,淡岛世理有时会不定期的造访酒吧「HOMURA」。

那是一个不错的晴天。没有发生什么特别的大事件,大概会如平日那样平稳的结束。

淡岛穿着私服,带着比平时稍微柔和一点的表情。通常都工整的盘在脑后的长发也放了下来,整个人散发着美丽的光辉。

草薙轻松的搭话,说着「哦,是小世理啊」「欢迎光临」之类的招呼,在听取客人的点餐之前从柜台下的冷藏库里将某样食材取了出来。对此,淡岛默默的行注目礼,通常并不会说什么。

淡岛动作优雅的坐到椅子上,用平常极少见的放松的姿势窥视着草薙手边的东西。

草薙手法流畅的从便当盒里取出了红豆泥,

「好,这样完成了。」

用富有表演性质的手法在特制的鸡尾酒上做上装饰。

「给,「小世理特制」。」

玻璃杯在酒吧台上轻快的滑向了淡岛。这杯酒的特点不仅仅是杯上盛满了未加工的红豆泥,而且酒自身也是草薙自制的用红豆做成的利久酒这一点。

淡岛的嘴角绽放出些许笑容。

「谢谢。」

先用细长的勺子灵巧的将红豆泥送入嘴中,接着两片光洁可爱的唇畔贴上玻璃杯的杯壁,小口小口的啜饮着杯中黑色的液体。

「这味道一直都很不错。」

淡岛那看起来幸福极了的笑容并给出了如此率直的赞赏,但同样草薙也为了调制出这类红豆泥鸡尾酒而不断试做了许多次。对于这份评价草薙由衷的感到高兴。


楼主 孤舟铃  发布于 2016-07-12 12:06:00 +0800 CST  
因为红豆泥鸡尾酒而心情变得不错的淡岛所聊的话题,也只是一些无关紧要的琐事。双方最近如何啊又或是两人所属的氏族的事情。

而且还意外的挺文艺的两个人偶尔也会聊一些历史啊文学、音乐之类的话题。就在这诙谐的对话中,大多数情况下,淡岛会要求第二杯的续杯。然后草薙就会顺势邀约道「要不下次两个人去哪里逛逛?」之类的对白。有时说这话是为了和淡岛开个玩笑,也有时是因为自己的说话方式惹淡岛不高兴了而接上救场的。只是一句以被否定为前提的戏言罢了。

但是,那一天似乎有什么不太一样。

「也是呢。」

脸颊透出些许微醺的气息的淡岛微微歪了歪脑袋,回答道。

「没有这个可不行啊。」

当然,以为会一如以往那样干脆的拒绝掉的草薙一瞬间,凝固在了原地。擦拭杯子的手停住的状态下,睁大了眼睛发出声音。

「诶?」

(感觉出云麻麻在Scepter4的两位面前做出的最多的表情就是「我被吓到了(;゚ロ゚)」)

楼主 孤舟铃  发布于 2016-07-12 12:07:00 +0800 CST  


第二天,一片晴朗的繁华街中便出现了一身私服的淡岛开心的走着的身影。而在其身后的抱着一大堆物品的草薙则摇摇晃晃的跟着淡岛。淡岛转过身,露出了带着恶作剧味道的笑容。

「再加把油吧。接下来还要去那边的玩具店呢。」

「我、我说小世理,要不我们先休息一会儿吧?」

没有任何其他的含义。今天的出行,只是陪淡岛去买一些送给《Scepter4》所慰问的幼儿园和养老院的礼物而已。

「我想应该也需要一些男性的意见。草薙君你的眼光很好。」

这是淡岛的解释。而成为了拿包专员也是草薙以「不能让女士拿东西」的理由而主动担下的。在买了大约能装满一个小茶屋程度的东西后,草薙的请求终于被淡岛受理了。两个人走进咖啡店,终于可以稍作休息了。草薙点了咖啡,淡岛则是奶茶。

草薙笑着说一些轻松的玩笑话,淡岛则顺着对话回以幽默的言辞。两个人一如往常的说着无关痛痒但却富有乐趣的对话。但是,不多久两个人就察觉了些许违和感。


楼主 孤舟铃  发布于 2016-07-12 12:08:00 +0800 CST  

比平时更难找出对话的应答了。

更准确的来说,说话不如往常那样顺畅,接话也总显得有些笨拙,也因为这个原因,两人互相看着对方的时候都带着稍许害羞的味道。思考了一会儿之后,两人几乎同时注意到了产生这个状况的理由。
两人的交谈不适合放在这个时间段上。这是问题所在。

草薙和淡岛见面基本都是在晚上。而且那也是在酒吧隔着柜台,有着作为客人和酒店老板的关系。提供红豆泥鸡尾酒这种特殊饮品的酒吧和为了这种鸡尾酒而来的味觉奇特的客人。但现在却是在明媚阳光照耀的咖啡店里,两人围着桌子坐在一起,喝着完全不含酒精度数的饮料。这种状态下——

无论从哪个角度看,他们都是一对在约会的男女吧。

「……」
「……」

自然而然的,沉默的时间变长了。草薙呼了一口气,卸下肩膀的力气,露出笑容。只是这样他就再次取回了自己的节奏。

「呐,小世理。这之后有时间吗?我知道有家能吃到不错的意大利面的店。」

该说不愧是搭讪经验丰富的草薙嘛。虽然发言让人觉得有点糟糕,但温和的言辞简单的就改变了当下的气氛。

楼主 孤舟铃  发布于 2016-07-12 12:09:00 +0800 CST  
「……」

淡岛眯起眼睛,微微笑了。

「——恩,也是呢。今天买来的东西也都已经拜托送到屯所去了,可以啊。我今天一整天都休息。」

「那就这么决定了。」

草薙说道。淡岛为了补一下妆而离开了座位。

(喔——。这种展开说实话真的没能预想到啊)

草薙放松的伸展了一下全身,然后在心中自言自语。

(不过这样也不错啊。这么悠闲的恢复到日常的生活之中)

许多事物都在改变。这个事实让草薙的双眼染上了淡淡的忧郁。这时,草薙的终端响了。是八田美咲打来的。草薙半眯起眼睛看着终端上的名字。

有股很棘手的事情的预感,草薙决定当做没看见。

(对不起啦。八田。现在气氛正好呢)


楼主 孤舟铃  发布于 2016-07-12 12:10:00 +0800 CST  
草薙单手做出合掌道歉的姿势。但是,电话铃再度响起。

「恩?这次是安娜吗」

他的被保护者也打电话过来了。这下即使是草薙也不能再继续无视,只得接起了电话。

「出云。出事了。酒吧的下水道坏了,虽然美咲和力夫在试图修理。」

电话的另一端隐隐约约的传来了八田和镰本争执的声音。肯定是试着试着就放弃了结果又惹出了新的事故吧。草薙发出了一声叹息,带着些许苦笑意味的回答道。

「我知道了,安娜。我立刻回来。」

草薙的回答毫无犹豫。正当他想要将这件事告诉从盥洗室回来的淡岛时——

「对不起。实际上刚才收到了紧急出动命令,这之后可能没法去那家店了。」

不可思议的是淡岛那边也突然有了工作。似乎是终端上刚收到了总部的联络。草薙稍稍楞了一下之后,不由的笑了出来。看到淡岛一脸不可思议的模样,草薙就将自己这边的状况也告诉了她。然后——

「呵呵呵」

淡岛也开始奇怪的颤抖着肩膀笑了。这实在是再符合两人不过的展开了,他们双方都如此想到。

那之后两人都极为自然的打了招呼离开,分别走向各自的方向回去了。虽然并没有特别邀约再在哪里见面,但草薙和淡岛都明白。

肯定两人又会在深夜的酒吧里碰面的吧。


楼主 孤舟铃  发布于 2016-07-12 12:12:00 +0800 CST  
——官方的草淡糖 Fin——

楼主 孤舟铃  发布于 2016-07-12 12:13:00 +0800 CST  
以下为日文原文


《セプター4》の副長、淡島世理はバー『HOMRA』を不定期に訪れることがある。
それはよく晴れた日。特に大きな事件が起こらなかった平穏な平日の終わりが多かった。
私服姿で普段よりもほんのわずか柔和な表情。普段、きりりと結い上げられた髪は下ろされ、綺麗な光沢を放っている。
草薙は軽く「おう、世理ちゃん」とか「いらっしゃい」などと声をかけ、注文を聞く前にカウンターの下にある食材を入れた冷蔵庫へと手を伸ばしていた。淡島は小さく黙礼をするくらいで特に言葉は発しない。
優雅な動作でスツールに腰を下ろし、普段はあまり見せないリラックスした姿勢で草薙の手元を覗き込んでいる。
草薙は手際よくタッパーからあんこを取り出し、
「はい、おまっとさん」
気取った仕草で特製カクテルの上にトッピング。
「〝世理ちゃんスペシャル〟や」
すっとカウンターの上でグラスを滑らせた。ポイントは生のあんこを上に乗せているだけではなく中身にも自作したあんこのリキュールを使用している点だ。
この時点で淡島の口元が既に綻んでいる。
「ありがとう」
まず長細いスプーンを器用に使ってあんこを口に運び、次にグラスの縁に艶やかな唇をつけ、中の黒色の液体を小さく啜る。
「いつも素晴らしい味ね」
幸せそうな笑顔と共にそんな率直な賞賛が返ってくる。それなりに飲めるカクテルを作るのにだいぶ試作を繰り返した。その評価は素直にうれしい。
あんこカクテルで機嫌の良くなった淡島と交わすのは大概、他愛のない話だった。互いの近況や所属するクランのこと。
割とインテリな二人なので時には歴史や文学、音楽などに話題が広がることがある。それなりに気の利いたやりとりの中、大概、淡島は二杯目のお代わりまで注文する。そして要約すると〝今度、二人でどこか行かないか?〟というようなことを草薙が述べる。おどけた言い方の時もあるし、気障ったらしい言い回しの時もある。否定されることを前提にした形式的な戯れ言だ。
だが、この日はなにかが違った。
「そうね」
酔いのためほんの少し頬を上気させた淡島が小首を傾げながら答えた。
「そういうのもなしじゃないわね」
当然、いつものようにあっさりと断られると思っていた草薙は一瞬、固まった。グラスを磨く手を止めたまま、目を見開いて声を発する。
「え?」     *

翌日、快晴の繁華街を楽しそうに歩く私服姿の淡島の姿があった。その後ろを大荷物を抱えた草薙がヨロヨロとついていく。淡島は振り返り、悪戯っぽく笑った。
「ほら、もう少し頑張って。次はあっちのおもちゃショップにも行くから」
「せ、世理ちゃん。少し休憩せえへん?」
なんのことはない。《セプター4》の慰問先である幼稚園や養老院に持っていくプレゼントの買い出しに付き合わされただけだった。
〝男性の意見が欲しかったの。草薙君はセンスがいいから〟
とは淡島の弁である。荷物持ちは〝レディに物は持たせられへん〟という理由で草薙が買って出た。その後、もう二軒ほどで買い物を済ませてからようやく草薙の希望は受け入れられた。二人、喫茶店に入り、ようやく一息をつく。草薙はコーヒー。淡島はミルクティー。
草薙が笑いかけ、軽い冗談を言い、淡島がそれを受け、気の利いた言葉で返す。いつもの二人の他愛のない、それでいてウイットに富んだ会話が繰り広げられる。だが、しばらくして二人は違和感に気がついた。
普段よりも言葉の応酬が途切れがちなのだ。
正確に言うとお喋りをしていてもどこかぎこちなく、それ故、互いの顔を見ていることに微かな気恥ずかしさがつきまとう。それからほぼ同時に二人はその理由に気がついた。こうして語り合っている現在の時刻に問題があったのだ。
草薙と淡島の逢瀬は基本的には夜。それもバーのカウンター越しに、客とマスターという関係性を持って行われていた。あんこカクテルという特異的な飲み物を提供しているバーとそのカクテルが目当てでやってくる味覚のやや変わった客。だが、今は明るい日差しが差し込んでくる喫茶店で、テーブルを囲み、アルコールが入っていない飲料を差し向かいたしなんでいる。その状態での二人は――。
端からは、デート中の男女にしか見えないだろう。
「……」
「……」
自然と沈黙の時間が長くなる。草薙はふっと肩の力を抜いて一度、笑い、それだけで己のペースを取り戻した。
「なあ、世理ちゃん。この後、時間ある? 俺、美味しいパスタ食べさせる店知っとるんやけど」
それなりに女性経験が豊富な草薙ならではだった。多少、気まずくても柔らかな物言いでその空気を簡単に変えてしまう。
「……」
淡島は目を細め、小さく笑った。
「――ええ、そうね。今日、買い込んだ荷物はもう屯所に送ったし、かまわないわ。今日は一日オフだから」「決まりやな」
草薙が明るく言う。淡島は一度、化粧直しに席を立った。
(おー。こんな展開は正直、予想はしとらんかったな)
草薙は軽く伸びをし、それから自問する。
(ええんやろうな。こうやってゆっくり日常に戻っていっても)
色々なことが変わっていく。その事実が彼の瞳をほんのわずか憂いで曇らせていた。その時、草薙のタンマツが着信する。見ると八田美咲からだった。草薙は薄目になってそれを見つめた。
なんだかやっかいごとの予感がして、そっと見なかったふりをする。
(すまんな。八田ちゃん。今、いいところなんや)
片手で拝むポーズをとる。しかし、続けて、
「ん? 今度はアンナからか」
彼の被保護者からも電話がかかってくる。さすがに無視はできないので応答すると、
「イズモ。大変。バーの下水道が壊れてミサキとリキオが直そうとしたんだけど」
電話口の向こうから八田や鎌本が騒いでいる気配がする。きっと中途半端に手を出してかえってややっこしい事態を引き起こしてしまったのだろう。ふう、とため息が出る。それから彼は苦笑気味にこう答えた。
「分かった。アンナ、すぐ戻る」
そこに迷いはなかった。そしてそのことをトイレから戻ってきた淡島に伝えようとしたところ、
「ごめんなさい。実は緊急の出動命令がかかってしまって、この後、行けそうにないの」
奇しくも淡島の方も都合が悪くなっていた。タンマツに連絡があったそうだ。草薙はしばらくぽかんとした後、はは、と笑い出した。淡島が不思議そうにしていたので、自分の方の事情も伝える。すると、
「ふふふ」
淡島もまたおかしそうに肩を震わせた。いかにも自分たちらしい展開だと互いが思っていた。
それから二人はごく自然な感じで別れの挨拶をし、それぞれ別の方角へと帰っていった。特に再会の約束はしていなかったが、草薙も淡島も知っていた。
きっとまた深夜のバーで二人は顔をあわせるのだろう、と。

楼主 孤舟铃  发布于 2016-07-12 12:13:00 +0800 CST  

楼主:孤舟铃

字数:1704

发表时间:2016-07-12 20:06:00 +0800 CST

更新时间:2021-02-16 21:52:45 +0800 CST

评论数:43条评论

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